column
コラム
ヨガだけじゃない。長く続けるための、もう一つの習慣。

アシュタンガヨガを続けてきて、正直に告白すると、ある落とし穴に気づいた時期がありました。毎朝の練習をこなしていると、それだけで「今日も身体を動かした」という満足感が生まれてしまう。でも実際のところ、歩行量や運動量の総量としては十分ではないと思うようになりました。
あと、動きを意識的に美しく優美に動きたいと思うあまり、雑な動き・ダイナミックさに欠ける部分があると指摘されたこともありました。これはたしかにそうで、ゆっくり動くだけに偏ってしまうのではなく、一時的に高い出力も出せる身体にもなりたいなと思っています。
今日は、ヨガと並行してわたしがずっと続けている、もう一つの習慣について書いてみたいと思います。
ヨガ原理主義にならない
アシュタンガヨガは、決して運動量が少ないわけではありません。でも、それだけをやっていると、いつの間にか「これで十分」という感覚に陥りがちです。マットの上での動きは深いけれど、日常的な歩行量や、心肺機能への負荷という意味では、実はカバーしきれていない部分がある。
これに気づいてからは、ヨガ以外の方法も積極的に取り入れるようになりました。大事なのは、義務としてではなく、楽しく両立できる方法をいつも探しておくことだと思っています。ヨガに限らず、一つのことに固執しすぎると、視野も選択肢も狭くなってしまう。「ヨガさえやっていればいい」という思考から抜け出すことが、意外と大切なのかもしれません。
わたしが取り入れている+αのメソッド
具体的に何をやっているかというと、ジムでのバー系のマシンでの「ぶら下がり」、あと超地味ですが階段上りのステッパー、そしてトレッドミルでの坂付き歩行です。
ぶら下がりは、懸垂のように引き上げるのではなく、バーにただ受動的に長くぶら下がり続けるという方法です。個人的にはこれにすっかりハマっていて、肩まわりが軽くなる感覚があります。クライミングやプルアップの研究では、握力の持久力向上などのデータがあり、肩のコリや痛みの対策として活用する整形外科医の見解もあります。効果を感じている、という体感ベースの話として捉えていただくのが正直なところです。
ステッパーと坂付きトレッドミルでの歩行は、心肺機能と下半身の持久力を補うために取り入れています。営業職時代は都内をぐるぐる歩いていて簡単に一万歩は歩いていましたが、いまはそこまで歩行が稼げず。ヨガの練習だけでは追いつかない部分を、ここで底上げするイメージです。
義務にしないための工夫
続けるコツは、「やらなきゃ」と思わないことだと思っています。
スキマ時間を見つけて、ふらっとジムに立ち寄る。義務感を持たず、あくまで自分のペースで。一番良いタイミングですが夕食のおかずを一品買い足すついで。わたしが通っているのは昔ながらのフルサービスのジムで、熱い風呂とサウナがついています。運動した後にしっかり仕上げてから帰ってご飯食べて、寝る——このご褒美感があるから、続けられている部分も大きいです。
そして翌日の早朝練習にも、いいコンディションで臨める。ヨガとジム、それぞれが補い合っている感覚があります。
おわりに
一つのことに固執せず、色々な方法を組み合わせること。それが、長く続けるための一番の秘訣だと思っています。
ヨガはもちろん大切です。でも、それだけにこだわらなくていい。自分に合った方法を、楽しみながら見つけていく——そんな姿勢が、結果的に一番長続きするのかもしれません。
ヨガ以外の楽しみも大事にしつつ、みなさまとToMe Yogaでご自身に合った続け方を一緒に探していけたら嬉しいです。
2026/8/10
Tomohiko